新撰組隊長　近藤勇の墓

　近藤勇は1868年(慶応四年)四月二十五日に処刑されて、滝野川４丁目の寿徳寺に葬られた。
　1875年(明治八年)に隊士永倉新八が、土方歳三ら新撰組諸隊士の名前を加えて墓碑を建立した。1929年(昭和四年)に、板橋駅近くの現在の土地に改葬されている。
　左下写真は、近藤勇の像。

　本編の写真にあるように、新八自身の墓碑も、同じ敷地内に隊長を守る様にある。
　永倉新八は晩年になって、新撰組時代を回想した手記を書き遺していて、幕末の動乱を側面から窺い知る貴重な手掛かりとなっている。

このコラムは、ブラウザの[×]
ボタンか、右ボタン→
で閉じてください。