上の延絵図は、高崎宿の入口である新喜町から北東方向、中山道 から離して描かれた　高崎之内中沖の古往還一里塚。

　この一里塚の存在に気が付いたのは、｢加賀百万石と中山道の旅｣ の筆者忠田さんのお陰。この本には｢中山道の一里塚｣という項目が あり、高崎宿には｢新喜町｣と｢九蔵町｣の二箇所の一里塚があるとい う記述がある。なるほど、この絵を見てしまったら、そうなる。

　この一里塚、困った事に延絵図解説書には記述が無い。

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