上は平塚の一里塚の手前から見た　冬の浅間山。下のショッピングセンター の近くには佐久平駅があります。江戸時代から続く岩村田の商店街が寂れる一 方、こちらの新しい町は　来る度に新しい建物が出来ています。中山道の周り にも、農業の大型機械化に対応して圃場整備が行われ、太く真直ぐな道路と、 コンクリートで固められた深い水路があります。更に近年、中部横断自動車道 が一里塚近くに建設され、移転したと思しき新しい家も建っています。延絵図 の写本が発行された約30年前まではあった左塚が、今は見つからないのも当然 の事だと思います。変貌を続ける平塚付近ですが、この浅間山の景色だけは変 わっていないと思っています。江戸時代頁の浮世絵の背景の山、こんな感じ に見えませんか？。アレ…　もし八ヶ岳だったらごめんなさい。英泉先生。
　解説書には、平塚付近の中山道は昔と今とでは道筋が異なるとあります。相 生の松と平塚村入口がそのままなら、この間の蛇行の多い道は昔と同じだと思 います。一里塚と似た物が、近年まであったと云う推理は如何でしょうか？。

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