江戸から京都に向かって歩いている場合、県道から右に曲がるＴ字路にチョ ット入った所、左上写真の分岐に、旅人を惑わす東海自然歩道の道標がありま す。｢八瀬沢｣から登って来て、左が｢細久手近道｣、右が｢北野神社｣と表示して います。私が初めてこの場所を歩いた時、この日の行程は、恵那駅から名鉄御 嵩駅までの山道約８里でした。一里塚を４つ分歩いて既に判断力が低下してい たのか、｢近道｣を示す道標の方向を見ても、森が広がっているだけで、道はあ りません。｢八瀬沢｣の方向は正しいので、｢近道｣と｢北野神社｣の道標の方向が ４５度ズレている！と早合点。左上写真の太い道を｢北野神社｣への道と勘違い

して、道標から更に分岐している細い道に進んでしまいました。 実はこの道、北野に行く無駄な寄り道でした。もしこの道標が県 道寄りに立っていたら…と、今でも怨みに思っています。
　中山道を歩く旅人の方は、左上写真の分岐ではチョット戻って 県道を進んで下さい。｢近道｣の正体は、上の[下り]ボタンで…

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