左上写真の石柱には｢是より西尾州領｣の文字、右上写真の石柱 には｢是より東尾州領｣の文字がそれぞれ彫られています。この二本 の石柱は、各務村山ノ前の一里塚の前後に描かれていた尾州領傍示石 の実物です。現在は、鵜沼宿・東町の国道２１号線坂祝バイパスの 歩道に移設されたので、いつでも見る事が出来ます。立て方が傑作 で、碑文の東西が正しく見えるように、新国道を挟んで向かい合っ て立っているのです。国道用地を幕府領・各務村に見立て、新国道 で寸断された鵜沼宿を尾張領に見立てた洒落なのかもしれません。
　上中央写真は、史跡案内板。村境の形が良く分ります。

延絵図に描かれた尾州領傍示石を見るには、上の[江戸]ボタンで…

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